企業の様々なリスクに対する損害保険です。経営者は突然起こる予期せぬ事態に対応しなければいけません。時代とともに、社会がめまぐるしく変化し、企業を取り巻くリスクは年々変化しています。
自然災害や感染症の流行、サイバー攻撃など、予測不能とも言える様々なリスクに日々晒されています。さらに、従業員による情報漏えいやパワハラ・セクハラ・モラハラなど、企業の内部で発生する要因によって損害賠償請求を受けることもあります。
ご加入中の補償は万全ですか?まずは事業内容に沿った保険になっているか、定期的に確認するところから始めてみましょう。
火災保険
火災などの事故や台風などの自然災害により、貴社の所有する建物や設備・什器、商品・製品等の損害を補償します。
主な補償内容
火災や落雷、破裂・爆発による損壊等を補償します。
風災(台風、旋風、竜巻、爆風)や雹、雪災による損壊等を補償します。
水災(洪水、融雪洪水、高潮、土砂崩れ、落石)による損壊等を補償します。
漏水などによる水濡れによる損壊等を補償します。
労働争議による損壊等を補償します。
航空機の墜落、車両の衝突などによる損壊等を補償します。
建物外部からの物体の衝突などによる損壊等を補償します。
泥棒によるドアや窓ガラスの破損や盗難を補償します。(※盗難は屋外の物は対象外)
漏電などによる、電気的または機械的事故を補償します。
漏電などによる、電気的または機械的事故を補償します。
1~9の事故以外の不測かつ突発的な事故を補償します。
主な事例
CASE.1 火災
火災が発生し、建物および建物内の設備・什器が全焼した。
CASE.2 風災
台風により工場の屋根が飛ばされ、ガラス窓も破損。電動シャッターも半分めくれて破損した。
CASE.3 水災
台風に伴う豪雨により、建物内が浸水。1階の地盤面より、約50cm相当が水没した。
CASE.4 休業
損害台風の被害により、工場および倉庫が浸水したため休業した。(休業日数30日)
CASE.5 地震
会社役員賠償責任保険(D&O保険)
会社の役員個人が業務の遂行に起因して、損害賠償請求がなされたことによって被る損害を補償します。
主な補償内容
役員個人に対する損害賠償請求がなされたことによって被る法律上の損害賠償責任を補償します。
損害賠償責任に関する争訟のために支出した費用を補償します。
取引信用保険
取引先の倒産や支払遅延等により、販売した商品や提供したサービスの代金を回収できなくなった場合(貸倒れ)の損害を補償します。
主な事例
CASE.1 D&O保険
関連会社が不動産投資の失敗により、記入機関からの借入金返済ができなくなり、記名法人がその債務を肩代わりした。記名法人の株主から善管注意義務違反だと損害賠償を請求された。
CASE.2 D&O保険
従業員の不正取引が発覚し、巨額の損失を被った。監視・監督義務違反として株主から損害賠償を請求された。
CASE.3 D&O保険
従業員がインサイダー取引を行い、刑事責任を問われた。公になり、社会的信用が失われたとして、株主から損害賠償を請求された。
CASE.4 信用取引保険
製造部品の仕入れ先であるOA機器製造会社が、業績不振で倒産したことにより、3ヶ月分の売掛債権が回収できなくなった。
CASE.5 信用取引保険
納入先の飲食店が事業拡大に失敗し倒産、売掛債権が回収不能となった。
業務災害補償保険
貴社の従業員(アルバイトやパートタイマー等を含みます。)が業務に起因してケガや病気になった場合の損害賠償を補償します。※1
主な補償内容
死亡、後遺障害、入院、手術、通院など、業務に起因するケガを補償します。※2
業務中に発生した従業員などの身体の傷害により、事業者が負担する賠償損害を補償します。
事故が発生したことで失った信用回復のための広告宣伝活動費用を補償します。
従業員などが精神障害により休職した際の職場復帰に向けた対策にかかる費用を補償します。
起こった事故の再発防止のために設備や器具などの新たな導入費用を補償します。
従業員などが特定感染症に感染した場合に必要となる葬儀費用や消毒費用を補償します。
事業者が負担した弁護士相談費用等を補償します。
従業員などが被った差別的行為、ハラスメント、不当解雇等の不当行為、または第三者が被った第三者ハラスメントに起因して事業者が負担する賠償損害を補償します。
※1 政府労災保険等の認定を待つことなく保険金が支払われます。
※2 政府労災の認定とは別に支払われます。
所得補償保険(GLTD)
従業員がケガや病気で、長期にわたって働けなくなったときの所得損失を補償します。福利厚生の1つとして用意することで従業員のモチベーション向上、人材採用力の向上などが期待できます。
主な補償内容
保険期間中に従業員がケガまたは病気により、就業障害となり、免責期間を超えてその状態が継続した場合に、保険金支払対象期間(てん補期間)を限度に保険金をお支払いします。
職場復帰しても身体障害の影響により従事していた業務に一部従事することができず、就業障害発生直前の所得から20%を超える所得喪失がある場合には、所得の減少割合に応じて継続して保険金をお支払いします。
ケガ・病気ともに補償
国内外・業務上・業務外(日常生活中)を問わず、従業員が偶然な事故によるケガや病気で働けなくなった場合、減少してしまう所得を補償します。
長期にわたり補償
免責期間(保険金が支払われない期間)終了後から、例えば定年年令である65才まで等、長期間の補償の設計が可能です。
福利厚生制度が充実
貴社のニーズ・休業補償制度に即した柔軟な設計により、企業独自の福利厚生制度が構築できます。
主な事例
CASE.1
飲食店に勤務していた従業員が就寝中に心筋梗塞になり、脳性麻痺等の後遺障害が残った。長時間労働などの過重な業務を強いていた企業の安全配慮義務違反の結果であるとして、従業員とその家族が同社を訴えた。
CASE.2
飲食店に勤務していた従業員が急死。同社に過重な労働を強いられていたことが原因として、家族が会社および役員を訴えた。同社は時間外労働時間が一定時間に満たない場合に基本給を減額する給与体系を強いており、この制度を維持した役員にも重大な過失があると認められた。
CASE.3
従業員が上司からパワハラを受けて精神疾患に罹患し、自殺した。遺族が会社に対して損害賠償を求めて同社を訴えた。
CASE.4
調理器具メーカーに勤めていた社員が自殺。社長による日常的な暴言、暴行、退職強要等のパワーハラスメントが原因であるとして遺族が会社を訴えた。
CASE.5
猛暑での作業中に従業員が熱中症を発症し、その後死亡した。
CASE.6
工場で作業中に従業員が機械に巻き込まれて指を切断した。
CASE.7
従業員が業務中に追ったケガについて会社の責任の有無などを弁護士に相談した。
賠償責任保険
貴社が第三者の身体や財物にかかわる事故(対人・対物事故)の損害賠償を補償します。
主な補償内容
対人・対物事故に関する賠償リスク
作業場内・施設内における自動車および作業場内における車両に起因する事故を補償します。
作業をおこなう対象物の損壊を補償します。
従業員が所有する自動車を業務に伴い使用した際に発生した事故を補償します。
国外出張業務に起因した事故を補償します。
生産物・仕事の目的物自体の損壊を補償します。
生産物が一時的に国外に持ち出された、または流出した際に発生した事故を補償します。
お客さまから預かった財物の損壊を補償します。
業務に伴い管理する受託物、借用財物、支給財物の損壊を補償します。
その他の賠償リスク
不当な身体の拘束による自由の侵害や名誉棄損、表示行為による名誉棄損やプライバシーの侵害で訴えられた際に補償します。
広告宣伝活動による名誉棄損やプライバシーの侵害、著作権・表題や標語の侵害で訴えられた際に補償します。
他人の財物の損壊を伴わないその財物の使用不能についての損害賠償を補償します。
対人・対物事故の発生により対象工事が遅延した場合の遅延規定に基づく損害賠償を補償します。
長期にわたり補償
環境汚染事故により発生した環境汚染浄化費用等を補償します。
ブランドイメージ回復のためのコンサルティング費用を補償します。
他人のデータ、プログラムの消失・損壊時の復旧費用を補償します。
他人の財物の損壊による復旧費が時価を上回る場合の超過費用を補償します。
主な事例
CASE.1
家電製品の欠陥により火災が発生し、使用者が死亡。同製品を輸入した販売会社が、製造物責任に基づき遺族から損害賠償請求を受けた。
CASE.2
テナントビルの改装工事中に重機で天井のスプリンクラーを破損。建物全体が水浸しになってしまい、復旧費用に加えて営業損害に関する損害賠償請求を受けた。
CASE.3
レンタルしていたパワーショベルを損壊してしまった。
CASE.4
設備工事の作業時に、サーバーの電源を切断。サーバー内のデータを消失してしまった。
CASE.5
通行人などにケガをさせた対応などにより、工事の完成が期日より1か月遅れ、施主から遅延金を請求された。
CASE.6
お店の厨房から出火し、お客さまにケガを負わせてしまった。
CASE.7
お客さまから修理のため預かっていた製品を保管中に火災で焼失してしまった。
CASE.8
お店で販売した飲食物が原因でお客さまが食中毒を起こした。下痢や嘔吐などの症状を訴えて入院・通院した。
CASE.9
取引先にメールを送信したが、セキュリティ対策が不十分であったため、ウイルスに感染していることに気が付かなかった。その結果、取引先のパソコンがウイルスに感染し、データが消失した。
自動車保険
法人や個人事業主が所有・使用する自動車による事故に伴う損害を補償します。他人にケガをさせてしまった場合や、自動車・物の高額な賠償による備え、万が一のケガや大切な自動車の修理費用などを補償します。
主な補償内容
対人賠償
保険ご契約の自動車を運転中の事故などにより、他人を死亡させた場合やケガをさせた場合は、法律上の損害賠償責任の額から自賠責保険などによって支払われるべき金額を差し引いた額について、1回の事故につき事故の相手の方1名ごとに、保険金額を限度に保険金をお支払いします。また、示談や訴訟・裁判上の和解・調停・仲裁に要した費用などもお支払いします。
対物賠償保険
ご契約の自動車を運転中の事故などにより他人の自動車や物を壊した場合や、ご契約の自動車を運転中に誤って線路に立ち入ったことなどにより電車等を運行不能にさせた場合は、法律上の損害賠償責任の額について、1回の事故につき保険金額を限度に保険金をお支払いします。また、示談や訴訟・裁判上の和解・調停・仲裁に要した費用などもお支払いします。
人身傷害保険
ご契約の自動車に搭乗中の方などが自動車事故により亡くなられた場合やケガをされた場合に生じる逸失利益や治療費などについて、1回の事故につき被保険者1名ごとに、保険金額を限度に保険金をお支払いします。
車両保険
盗難や偶然な事故などによるご契約の自動車の損害に対して保険金をお支払いします。
主な事例
CASE.1 対人賠償保険
車を運転中に飛び出してきた歩行者と接触し、死亡させてしまった。
CASE.2 対物賠償保険
車を運転中にアクセルとブレーキを間違えて、前方から来た大型トラックと衝突。その衝撃で営業中の飲食店に突っ込んでお店を破壊した。
CASE.3 人身傷害保険
車を運転中に塀に激突。助手席に同乗していた従業員が死亡してしまった。
CASE.4 車両保険
会社に出勤したら、車庫にしまってあるはずの社用車が盗まれていた。(一般補償も限定補償も対象)
CASE.5 車両保険
運転中に睡魔に襲われ、思わずウトウトしてしまい、電柱に激突した。(一般補償のみ対象)
CASE.6 他車運転特約
友達の車を借りて運転中に、事故を起こしてしまったが、自分が加入している自動車保険を使って対応した。
CASE.7 弁護士費用特約
自動車事故の示談交渉が中々うまくいかず、弁護士に相談した。
CASE.8 ロードサービス
夜中に運転中、飛び石でフロントガラスにヒビが入ってしまい、視界が悪くなってしまった。走行不能なのでレッカー搬送した。
株式会社アスリード総合保険事務所
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